すっかりご無沙汰してしまいました…。イベントの準備で、ずっとアタフタしておりました。
Collex Livingさんで「I need Sweets」というイベントをやらせていただいております。フェイクのスイーツを作って、スイーツマニアの女の子のテーブルを表現してみました。
スイーツと女の子の関係って、すごくシンプルな気がします。ひと目見た途端に感情に直結。幸せに直結しているという感じ。この感じがすごく好きなんです。スイーツを目の前にした途端、目がキラキラ輝いて表情がぱーっと明るくなる感じ、本当の気持ちの動きだな…という感じがするんです。
私たちはモノを選ぶとき、こんな風に本当の「好き」で選んでいること、どれだけあるでしょうか?情報がありすぎて何を選んだらいいのか何を飾ったらいいのか、分からなくなることも多いのではないでしょうか…?
”ブーム”って何なんだろう…と思います。ちょっと前までは”家具ブーム”、今は”デザインブーム”、少し前までは”北欧ブーム”、今は”ダッチデザインブーム”…?どの雑誌も同じアイテム、同じデザイナーを取り上げ、それに振り回されてモノを買う私たち…。
私自身も、きっと振り回されています。情報にだけでなく、いろいろな雑念に。でも本当に幸せなのは、心が動くほど「好き」という気持ちから選んだモノとの関係ですよね。スイーツを前にしたときの衝動と同じくらいに。
そこでスイーツと女の子の関係、心の動きを形にしてみたいと思いました。「I need 〜」という気持ちは、自分にとっての真実。モノを選ぶとき、何かを始めるとき、まずはそれに耳を傾けてみるのもいいのではないでしょうか…?そんな思いでこのイベントを企画させていただきました。
こんな感じでテーブルを飾っています。
フェイクのスイーツをたくさん作りましたよ〜。ケーキはスチロールの丸形に粘土で飾り付けし、その上に「ジェルメディウム」というアクリルの素材に絵の具で色をつけて塗り、「モデリングペースト」という素材を絞って生クリームのように見せました。
左はビックマカロン。マカロンの皮は粘土で作り、クリームは「モデリングペースト」です。そして右はビスケットを象ったブローチ。ビスケット部分は食品サンプルの職人さんに作っていただいたので、リアルで美味しそうなんですよ〜。こんがり焦げた感じとかが絶妙です。リボン部分は私が手作業で作りました。こちらは販売していますので、とにかくぜひぜひご覧になってみてください!